かおるあきこ生きてますログ

日々のログです。僭越ながら意見を申し上げることもございます。

メンタルの件でお医者さん・カウンセラーさんにお世話になること その1

今日は、メンタルの件でお医者さん・カウンセラーさんにお世話になることについて私の経験を書こうと思う。

いろいろ話があるので、いくつかの記事に分けて書きます。今日は<その1>です。

 

私は20代前半からメンタルの件でお世話になるようになった。今から20年くらい前のこと。当時、心療内科メンタルクリニックの数は今ほど多くなく、そもそも元気がなくて病院に行くということも、まだ一般的なことではなかった。

それでも、「いますぐに行かないと、ヤバいことになる」と切羽詰まった思いがあり、勇気を振り絞って予約をしたことを今でもよく覚えている。

ネットはあったのに、病院探しはタウンページを使ったってのが、時代だなぁ

人生最初にお世話になったメンタルクリニックは自由が丘にあった。

(今調べたらまだやってた 先生、頑張りますね・・・)

病院に行こうと思ったのは、当初は職場でのストレス(仕事内容・人間関係)で心がメタメタになっていることに気が付いたからだ

当時、趣味だったエレクトーンが楽しくない。職場の仲間と行ったランチ会で食事の味がしない。

なんで??

いつもと違う自分に戸惑った。

けれど、今思えば私はかなり無理をしていた。

 

実は、新卒で入った会社を1年で辞めて、まったく異業種に転職していた。

なんとか社会人らしく生きていかなければ!

そんな気負いがあった。

しかし、心がついてこなかった。

 

初診の日、いつもうるさいくらいしゃべる私が先生を目の前にしてろくに事情を説明できなかったこと、泣いたことを覚えている。

 

先生は優しかった。有難かった。

 

その日もらったレキソタンという抗不安薬にはそれから随分お世話になることになる

 

その病院には2年弱通いました。

 

当時の仕事は専門性の高い事務職で、私の気質には全く合わない細心さが求められる作業ばかり。

当初はミスだらけだったのだが、お医者から処方された抗うつ剤を飲んだら、集中できるようになったのかミスが激減!!

 

しかし、ミスが減っても上司は私の作業にケチをつけてきた。(今でも絶対許せないと思ってる)

 

今でいうパワハラなのだが、当時はそういう概念もなかったので、私も周りも仕方がないと諦めるしかなく……。それも時代だなぁ

 

お医者はわりと丁寧に診療してくれる方で、精神の不安定さは職場のストレスだけでなく、自分の物事の捉え方にややくせがあること、また親との関係および被養育経験に問題があることが分かってきた。

 

後々書くと思いますが、私の母は自分のパワーの使い方がよく分かっていない人で、家族はほぼ制御不能な母に影響されまくっている。

(ちなみに、私は高校卒業を機に上京し、それ以降実家から離れている。)

仕事のストレスもかなり苦しかったが、事あるごとに干渉してくる母の存在はまさに脅威だった。

 

私の話を聞いて、先生が「なるほど、侵入的な母親なんだね」と言ってくれた時には、心からホッとした。

 

あれから20年経って、心療内科メンタルクリニックは簡単に見つかるようになった。ですが、通院することへの敷居の高さは変わっていないみたい。

まぁ、人気病院は予約が取りづらいってのもあるかな。

 

確かに、病院に通えば問題がすぐに解決するわけではありませんが、先生に話を聞いてもらえる、抗不安薬睡眠導入剤を処方される、などの初期の対応で状況はかなり楽になると思う!たぶん!!

 

・趣味が楽しくない ・ご飯が美味しくない

この2点に引っかかったら、ためらわずにLet's go メンタルクリニック

 

今回はこの辺で