初めて東京レインボープライドに行ってきた話
最近つながりを持った団体さんが出店するというので、初めて東京レインボープライドに行ってきた。
レインボープライドって何だ?と聞かれたら、
「社会変化を促すことを目的に、性的少数者の存在を可視化する機会であると同時に、当事者・支援者がコミュニケーションを取る場」と私は答える。
(もっといい答えがあるだろうけど)
参加しているのは、企業・地方自治体・当事者団体など様々。
それぞれが、性的少数者に対する配慮の取り組みなどを紹介するためのブースをそれぞれ出している.
メインステージではシンポジウムやライブなどの催し物をやってた。
形態としては大きい学園祭みたいな感じ。
入場ゲートのところで立憲民主党の議員さんとすれ違った。
土日は各種の政治家さんが多く来場していたらしい。
この問題は思いっきり政治マターなのだ。そのことは理解しておこうぜ。
私が行ったのは初日4月22日(金曜)の平日だったので人もまばらで、ブースも準備中のところもあったりで、思いっきり盛り上がってる!みたいな感じはなった。
でも、ちょっと落ち着いた雰囲気の方が好きなのでちょうどよかった。
(あんまりワイワイした感じは好きじゃない)
私は、知り合いの団体に顔を出すことに加えて
国内外の性的少数者たちの社会アピールの歩みの歴史や現状に関する本を買うことが目的だった。
それを存分に達成できて本当に良かった。
買った本については別の記事で書くつもり。
広々としたエリアでサンプリングやらサービス紹介をしている大企業のブースが立ち並ぶ様子は、幕張あたりでよく見るようなギフトショーと似たような雰囲気があった。
正直、どこまでこの問題と向き合っているのかは謎だなぁという感じ。
まぁ、大企業はイメージアピールで出店してるっていうのは言わずもがな。
その辺りをどう受け取るかは、立場と角度のつけ方次第だな。
私が好きなYouTuberさんのかなたいむの奏太さんさんが来場されて動画をアップしている。
奏太さんはポジティブな雰囲気でまとめてくれている。
さきいかちゃんねるさんは、会場で感じたモヤッとした経験を率直に語ってくれている。
企業も実行委員会の会場運営にも、問題はあることは確かだ。
「100%理想を叶えるのは無理です」っていうことをスタートラインには
しないでほしい。ちゃんとやれることはやらないとね、プライドは名乗れないのでは。
あと、さきいかちゃんねるさんも話していたこの話は
大問題だな。
この件についても、別の記事でちゃんと書く。
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【感想】
私は女として生まれて女として扱われていることは社会的ハンデを背負っていると思っている。
でも性別に対して違和感があるというわけではない。
性的な面でマイノリティである人々の苦しみは、私が感じているハンデ感とは異なるもので、生命にかかわる問題だと思う。
その脆弱さを抱えて生きている人たちが、少しでも生きやすい社会になるように願うし、私もやれることをやっていこうと思う。
今日はこの辺で。